寺院の教え

    訳者はしがき(ジェフクラーク)

 神智学協会の三人の創立者はH・P・B(ブラヴァツキー夫人)とヘンリー・オルコットとウィリアム・Q・ジャッジでした。オルコットはいつも外部的には神智学協会の指導者と考えられていましたが、この活動の核心はブラヴァツキー夫人でした。大師方と直接つながりのあったのは彼女でしたし、密教的な知識や教えを伝えたのも彼女でした。一八九一年に彼女が死んでからは、彼女の負っていた責任はウィリアム・Q・ジヤッジにかかるようになりました。彼は不健康だった上、神智学協会内には沢山な争いがありましたが、一八九六年に彼が死ぬまで働きつづけました。ジヤッジの死後、ハイラーキーにより、物質界での新しい接触点を打ち立てる為のいろいろな努力が行われました。
 一八九八年に、ヒラリオン大師の御指導の下に、「人々の寺院」という組織が合衆国の東部につくられました。ヒラリオン大師は聖同胞団の大師方のお一人です。この活動の中心はフランシア・ラ・ドウ夫人(Francia La Due)でした。彼女と、その親しい弟子達のグループとはカリフォルニアのハルシオンに集団をつくりました。その敷地はかって大きな寺院があった所でした。そこで、彼等は博愛的な仕事とオカルティズムの訓練に従事しました。・・・

  目 次

    訳者  はしがき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6)
        第 一 課 実質・物質の顕現 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9)
        第 二 課 意識の諸状態 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(12)
        第 三 課 断言の力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(15)
        第 四 課 弟子道の資格 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(20) 
        第 五 課 クリストス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(23) 
        第 六 課 幻想と理想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(26)
        第 七 課 エーテル宇宙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(29) 
        第 八 課 真の同胞愛 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(33) 
        第 九 課 均衡の法則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(35) 
        第 十 課 核仁の楯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(39) 
        第 十一課 知識と力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(41) 
        第 十二課 睡眠と死の現象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(46) 
        第 十三課 宇宙実験室 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(49) 
        第 十四課 アストラル界の危険 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(51) 
        第 十五課 カルマの法則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(55) 
        第 十六課 無私の愛 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(57) 
        第 十七課 両極の合致 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(59) 
        第 十八課 愛の実質的力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(63) 
        第 十九課 失敗 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(65)
        第 二十課 生命力支配 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(68)
        第 二一課 祈り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(73)
        第 二二課 反射と屈折のエネルギー ・・・・・・・・・・・・・・・・・(76)
        第 二三課 東洋と西洋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(78)
        第 二四課 放射能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(79)
        第 二五課 唯一の必要なもの無私 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(81)
        第 二六課 意識の本質 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(84)
        第 二七課 忠実なる者達へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(87)
        第 二八課 不信の害 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(89)
        第 二九課 自然法則と聖法則に合致する建設 ・・・・・・・・・(91)
        第 三十課 第三世代と第四世代まで ・・・・・・・・・・・・・・・・・(93)
        第 三一課 創造の言葉 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(96)
        第 三二課 主よ、いつまで続くのですか ・・・・・・・・・・・・・(99)
        第 三三課 火と血液 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(103)
        第 三四課 遂行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(104)
        第 三五課 呼吸訓練 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(107)
        第 三六課 神の愛 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(111)
        第 三七課 色彩の効果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(115)
        第 三八課 地軸の偏向(M大師から) ・・・・・・・・・・・・・・・(119)
        第 三九課 想念の力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(121)
        第 四十課 (未訳)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(   )
        第 四一課 人の生得の権利 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(124)
        第 四二課 弟子道対霊媒道 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(127)
        第 四三課 観念化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(132)
        第 四四課 魂の窓 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(136)
        第 四五課 進化の七つの光線 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(138)
        第 四六課 愛という理想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(143)
        第 四七課 法則の正しい適用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(147)
        第 四八課 光の道 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(152)
        第 四九課 対応の価値 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(157)
        第 五十課 色彩圏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(160)
        第 五一課 魂の自殺 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(163)
        第 五二課 アストラル界の廃残者達 ・・・・・・・・・・・・・・・(167)
        第 五三課 意志の進化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(170)
        第 五四課 カルマ----作用と反作用 ・・・・・・・・・・・・・・・(173)
        第 五五課 蛇の象徴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(175)
        第 五六課 統一と三位一体による創造 ・・・・・・・・・・・・・(178)
        第 五七課 イニシエイション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(182)
        第 五八課 神の実質 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(185)
        第 五九課 変質 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(188)
        第 六十課 神の理想像 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(191)
        第 六一課 富の呪い(一八九九年に与えられた教え) (194)