みえざる助力者

 死後の魂と生命の不死性について、神智学は普通の宗教と全く違った見解をとっている・・・・
・・・・死後の世界はずっと遠い世界ではなく、この世の続きであって、肉体という不利な点のない生活状態である。知性的な或いは、芸術的な人々にとっては、そのような世界はこの世よりも全くすぐれたものであるが、霊的にも、知的にも、芸術的にも進歩していない人々にとっては、時には単調な世界と思えるかもしれない。
 死後の世界には、この世と同じように、助力を必要としている人々が沢山いる。それで我々には、我々に出来る方法で助けようとする用意がなければならない。・・・・

・・・・(訳者序より)・・・・


みえざる助力者  目次

     第一章・・・・みえざる助力者への一般的信頼
     第二章・・・・近代的な例
     第三章・・・・個人的な経験
     第四章・・・・助力者
     第五章・・・・超肉体的生命の実在
     第六章・・・・時を得た助力者
     第七章・・・・天使の話
     第八章・・・・或る大火の話
     第九章・・・・物質化と反動
     第十章・・・・二人の兄弟
     第十一章・・・・防がれた自殺
     第十二章・・・・行方不明の少年
     第十三章・・・・アイヴィーの話
     第十四章・・・・みえざる助力者の代表的な例
     第十五章・・・・難破船と大災害
     第十六章・・・・死者の間での仕事
     第十七章・・・・戦争に関連した仕事
     第十八章・・・・他の部門の仕事
     第十九章・・・・必要な条件
     第二十章・・・・見習いの道
     第二十一章・・・・正式な道
     第二十二章・・・・彼方にあるもの