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■綜合ヨガ竜王会と竜王文庫の歴史

 綜合ヨガ竜王会は創始者三浦関造氏によって昭和28年創設され、同時に竜王文庫も創業されました。
 三浦関造師は戦争で疲弊した社会の復興と日本人の霊性向上に火を灯そうと、綜合ヨガの四本の柱を提唱されて居られます。
   
  綜合ヨガの四本の柱とその実践研究及び聖典研究

  1,自我発見のためのラジャ・ヨガ
   ・パタンジャリのラジャヨガ教典
   ・静かに座ること(只管打坐)

  2,知性を発達させるためのジュニャーナ・ヨガ
   ・聖典の研究、「聖書」、「沈黙の声」や「至高者の詩」等
   ・神智学の研究

  3,感情を豊かに表現するためのバクティ・ヨガ
   ・篤い心の熱誠で奉仕に当たること
   ・聖なるマントラムを唱えること
   ・聖なるものへの帰依

  4,肉体を強壮・健康にするためのハタ・ヨガ  
   ・呼吸法即ちプラナヤーマ
   ・7つの封印のポーズ
   
 上記を基本に綜合ヨガの普及のため実践集会を開催されましたが、体調を崩され、昭和35年3月30日に永眠なされました。
 二代目会長を引き継いだ長女の田中恵美子女史によって、綜合ヨガの四本の柱の内、ジュニャーナ・ヨガの神智学とバクティヨガの一つ上級ヨガとなるアグニヨガの探究が大いに進みました。
 昭和28年に創業の竜王文庫も綜合ヨガ竜王会の活動に伴い昭和51年10月に法人化されました。出版物は三浦関造氏の著作、翻訳なされた綜合ヨガ関連の書籍と第2代田中恵美子会長とジェフクラーク氏によって本格的に紹介された神智学・アグニヨガの翻訳等の書籍を中心に出版活動を行っております。

■ 創立者の三浦関造(みうらせきぞう)師の略歴

、明治16年に福岡県浮羽郡千年村若宮(現吉井町)に三浦義任の次男として生まれ、福岡県師範学校を卒業後、小学校教員となる。明治42年青山学院神学部に入学。大正2年に卒業し、同年10月、愛読していたルソーの「エミール」訳本を出し重版を重ね評判となり、爾来ダゴールの「生の実現」、ドフトエフスキーの「カラマゾフの兄弟」、トルストイの「人生」などの訳本にて、既に大正新教育運動のオピニオンリーダーであった8歳年上の兄三浦修吾と共に大正時代の教育運動の思想的先駆者として教育啓蒙活動の一翼を担われました。
後に「二人の苦行者」、「親鸞」、「聖者新たに生る」、「愛は貧に輝く」、「心霊の飛躍」、「輝く神智」等の著書30余種を出し、全国行脚講演、昭和5年の米国公演、昭和12年の満州への講演等をつうじて教育啓蒙活動に専念されました。また戦時中は昭和15年より上海にて5年間、諸外国人を糾合して神秘科学(オカルティズム)を講じ、英文著作物も10作以上にのぼります。
戦後は、昭和24年に神智学ロッジ、そして綜合ヨガを提唱し、昭和28年にその実践団体となる「竜王会」を設立し、心身統覚の行に専念。綜合ヨガの実践や神智学の啓蒙、さらに「神の化身」、「真理の太陽」、「大直感力」、「聖シャンバラ」などの著作や「至高者の歌(バガヴァッド・ギータ)」、「沈黙の声」などの意訳本を通じて人間の神性・霊性の啓蒙活動に多大な寄与をなされた。
昭和35年3月30日永眠される。

■ 2代目 田中恵美子会長の略歴
 大正2年4月9日三浦関造先生の長女として生を受ける。
小学校の教師を経て、三浦先生が創設された綜合ヨガ竜王会を手伝うようになり、三浦先生亡き後を継いで竜王会第2代会長として、綜合ヨガの普及に力を注ぐ。
 またインドの神智学協会からニッポン・ロッジの設立許可を得て、初代会長となり、多くの神智学関係の叢書翻訳、講演、またアグニ・ヨガの研究と普及に一生を捧げた。神智学、アグニ・ヨガの語り部としては右に出る者はいないと言えるだろう。
特に後の神智学協会ニッポン・ロッジ第2代会長及び竜王文庫第2代目社長ジェフ・クラーク氏とともに『シークレット・ドクトリン』の翻訳に情熱を傾け、「宇宙発生論」(上)を上梓したが、その後リュウマチを患い、下巻の完成を見る前に病に倒れたことは、日本の神智学の発展にとって大きな損失であった。
平成7年4月11日享年81歳にて永眠される。

平成7年から平成16年まで綜合ヨガ竜王会の会長職は空位であったが、平成16年に三浦関造氏の第7子、大島一慶氏が就任し、その後岩間浩会長、鈴木利信会長へと引き継がれ現在に至る。
尚、竜王文庫はジェフ・クラーク氏の社長退任後、旧田無市南町6−5−21から、平成14年5月に杉並区久我山2−16−9に移転し、更に平成16年3月に兵庫県宝塚市星の荘24−26に移転した。この間社長は高岡葉子から原忠へ交替した。
令和元年10月、京都府南丹市日吉町四ッ谷柏木14へ移転し、現在に至る。


●秘教科学大学「竜王学院」の設立をめざして平成24年4月に開校した「竜王学院」はコロナ感染他の要因で現在は学徒を募集せず、公開講座形式の参加者を募集しています。
各校の開催要項は下記の通りです。参加を希望される方は、

    
harachutds@gmail.com

にご連絡頂いて日程等をご確認ください。


● 
竜王学院本校

 京都府南丹市日吉町で開校している竜王学院の本校学徒(研究員)を随時募集致します。不便な所で申し訳ありませんが、ご了承下さい。京都市内から車で一時間、大阪市内から車で一時間30分程です。

 ・開催場所 京都府南丹市日吉町四ッ谷柏木14
 毎月、木、金、土曜のいずれか1日ですが参加者の都合に合わせて開催しています。
 ・時間 11時から4時半
 ・参加費 2000円(教材費、簡単なベジタリアン昼食代込み)
 ・日程  毎月、木、金、土曜のいづれかで、11時から-16時半過ぎまで
 ・内容  ヨガのストレッチの実践と秘教科学の研究

● 
関東校 
 公開講座形式で、一般の方の参加も自由です。
 
 ・開催場所  東京都豊島区池袋のIKE-BIZにて 13時から17時。
 JR池袋駅西口徒歩七分
 ・参加費  2000円(教材費込み)
 ・令和6年度以降の日程  偶数月の主に土曜日に開校予定。
 ・聖典や秘教科学の研究と簡単なストレッチ
 
 
● 
九州校
  公開講座形式で下記にて開催予定。

 ・開催場所 福岡市南区塩原2−8−2
       福岡市南区市民センター
      ・JR博多駅より、バス等で30分

  ・日程  奇数月の前半の平日に開催致します。金曜日が多いです。
        時間は13時から16時45分
  ・参加費 2000円(教材費込み)
  
  九州校は、 1.綜合ヨガ
          2.アグニヨガ 教材はモリヤの庭の木の葉「召命」を使います。
           を研究致します。

  (各校の開催日は天候、社会状況により変更或いは中止することがあります。)


    講座内容 内容は秘教科学・生命科学、ヨガ、神智学、科学技術、哲学、芸術と多岐にわたります。実践的で社会や日常生活に役立つものを中心に広範囲にわたる内容です。この探求を通じて本質が主で人格を従とする人間形成を目指すことが目的です。  

● 「綜合ヨガ」と「汝自身を知る」
 ・統一の疑似体験
  ・三つの力の法則とオクターブの法則
  ・綜合ヨガの聖典について

      ● 神智学の宇宙観
     ・ 宇宙生命
(マクロコスモス)の構造とその生成、発展、消滅        ・人間(ミクロコスモス)の構造とその生成、発展、消滅
     ・世界を貫く生命系統樹

ヨガを概観する。 
 ・ラジャ・ヨガを学ぶ

  ハタ・ヨガ
 ジュニャーナ・ヨガ
 バクティ・ヨガ
 ・
カルマ・ヨガ

 ・アグニ・ヨガ
 経絡と見ざる体の相関
 意識と臓器の関係

3種類の食べ物とその変化について
 @体を養う食べ物
  Aエーテル体及びアストラル体を養う呼吸
  Bメンタル体やコーザル体を養う印象、瞑想 
 ・食べ物と宇宙の「火」との関係
 ・食養生とその方法例
 ・桜沢氏のマクロビオテックの食物観

現代医学の妄想を粉々にする千島学説
 ・腸造血説
 ・細胞は新生しDNAはその際に造られる
 ・全ての臓器は赤血球によって造られる
 ・細胞は細胞分裂によって増殖しない

万物は回転する
  「万物が回転」する原理の基礎となる数値 

        ・質量の本質と万有引力の関係

 ・原子の構造とその特質

 ・三つの力の法則と物質の化合

 ・空間の持つ次元は縦、横、高さではない

核融合と水素燃料
        ・現代科学が秘匿するプラズマの火
        ・太陽とブラズマ
        ・核融合炉に見られるプラズマの性質
        ・宇宙に実在するプラズマ生命体

日本の創世記の歴史を学ぶ
・プレ日本の蓬莱島時代と魏志倭人伝
・卑弥呼の時代に起こった地殻大変動
・日本の記紀と阿波風土記
・日本列島は僅か1700年前に現在の姿になったのか?
・多民族、多言語国家日本
・ユダヤ人と日本人の関係

       ●生命の木
           ・生命の木、知識の木、善悪の木、世界樹の真の姿
           ・カバラの[生命の木]はアダムとイヴによって「がら
        くた」となった

           ・生命の木は森羅万象を説明しうる実用的な道具である

株式会社 竜王文庫
      〒629-0322
     京都府南丹市
     日吉町四ツ谷柏木14
     Tel&Fax 0771-73-0602
     mail  harachutds@gmail.com
      原  忠